今回は、学生さんの通学車の後輪パンク修理のご依頼で、お持ち込み頂きました！

まずは、原因を探るために、とりあえず開けて、チューブを見てみます。





ムムッ！Σ

このチューブにこびり付いている黒い塊の正体は・・・

チューブの削れカスです！

長い間、空気を入れずに走っていると、タイヤとチューブの間に隙間が出来てしまい、チューブが動いて、タイヤ内側との摩擦で削れていってしまいます。

そして、今回のパンクの原因こそ、この”削れ”が原因で、穴が開いてしまっています！

ただ、この削れが原因のパンクの場合はちょっと特殊で、チューブが全体的に削れてしまうので、チューブが薄くなってしまっている”パンク予備軍”が１周分ある事になります。

なので、またすぐにその部分がパンクする恐れがあるので、「穴の開いた場所だけ埋めれば完了！」という訳ではなく、基本的にはチューブ交換をしないといけません。

長い目で見たときには、その方がトータル出費も抑えられるはずです！^^

また、この削れが進行しすぎると、お互いに削りあっているので、タイヤ側までやられてしまい、タイヤ交換までしないといけない場合もありますが、今回はチューブの交換のみで大丈夫そうでした☆

さらに、長年チューブを交換していないと、こんな風にもなってしまっています。

膨らんだりしぼんだりを繰り返しているうちに、チューブが折りたたまっていまい、画像のようにデレデレなってしまいます。

もう、今回のケースはチューブ交換は必須ですね(;^_^A

状況をお客様にご説明させて頂いて、ご納得いただき、チューブ交換となりました。
費用は、一般車の27インチ後輪チューブ交換で
工賃：2090円　+　チューブ：890円　＝2980円　でした。

今回のようなパンクは、空気をしっかりと入れていれば、防げる確率の高いパンクです。
小まめな空気入れを怠ってしまっている方、多いと思います。
一般車の場合は、最低でも３週間に１回くらいは空気を入れてあげましょう！